テストとは本来習熟度を調べるためにあるものです。
勿論、達成感を持ったりしながら淡々とした学習に
張りを与えるという効果等も無視はできません。

入試だと少し意味あいが変わってきます。合否を決め
ると言った目的があります。極端に言うとその場だけで
点が取れればそれで良いのです。

伸びる子とそうでない子の違いはこの本質がわかって
いるかどうかににあると,10年以上この塾を経験して痛感しています。

実際には中学受験やってたときにも感じてはいましたが。
入試という目的だけのことでも生徒に実力はつけなきゃいけないわけですから。
その場しのぎの学習では実力はつきません。

偏差値を5ポイント上げてくれとか
目先の結果のことばかり言う親の子は伸びにくかったですね。
そもそもこの親は偏差値の意味わかって言ってるのかと感じることが多かったです。

数学(算数)だと公式(パターン)を丸暗記させ、いかにその公式に上手に当てはめて問題を解くかだけを教えれば
そこそこ良い点は取れます。

実際の入試も定期試験も処理能力は要求されるので、いかに問題を公式等にに当てはめるかということは
教えて練習させることは大切になってきます。

ここで大切なことはテストを受けただけでは賢くはなりません。
上手に使って初めて役に立つということを理解してもらいたいということです。

理解するためには物事の本質は何かを身近なことで良いので考える習慣をつけるのも良いと思います。
最近は社会でも空気を読むのが流行?になり空気=正解といって本質を見極めたり考えたりする
機会が減ってるような気がします。

こう書くと空気を読むのは悪いこと?そうではありません
何が良いことで、何が悪いのかをちゃんと考えることが大切だと言いたいのです。
空気が読むことが絶対的なら、読めない子はイジメの対象になります。
簡単に考えただけでそういう事があってはならないってわかりますよね。
つまり空気を読むのは相手を気遣って読むのか、いじめられないために読むのか意味が全く変わってきますよね。

当塾でも小テストや確認テストを授業中にやります。
本来の目的から考えるとテストと解答解説だけ配って、これ家でやって出来てないところを確認しておいて
で良いのですが、こちらとしてもどこが出来ないのか見てそれを指導に生かしたいので、
貴重な時間を割いてやります。