ここ2,3年特に思うのは、自分の指導法の反省である。
この塾やるまで私は中学受験専門でやってきたので、どうしてもそのときの癖が抜けきれない。

ようは生徒を徹底管理して、1から10まできちんと教えるといった手法だ。
実際それで、中学入試では成功してきたので、どうも自分自身その手法に頼る傾向にある。
こちらも時間をかけて研究し、尚かつ十二分に教えるのだから、商品として考えると優秀?なのかもしれない。

ただ、対象が小学生から中学生になり、なおかつ目標が受験とはっきりしている学習方法と、
受験がない6年間の長い学習方法では、やり方変えないとまずいなとは薄々気づいていたのだが・・・・・

ようは1から10まで教えるには週2日では時間的に不充分であり、
継続して効果を生むのは結局難しいということがこの十数年でわかってきたのだ。
すぐは結果が出易いので営業的には全く駄目な方法でないのが、そもそもこの塾、
営業優先で作ったものではないので、まずいと思ったらその辺は変えて行く姿勢は崩したくない

そこで最近は出来るだけ教えないように心がけてる?
何を教えて、何を敢えて教えないか?ここを1番に考えて授業を組み立てるように心がけてるんだが、
今まで教えていた部分を、生徒に気づかせる方向で進めているのだが、誘導するのもどうなのかな?と
疑問を持ちつつやっているというのが現状である。

早稲田中の授業を出来るだけ利用し、なおかつ生徒が自力で勉強できるよに導くことが最善だと考え
指導法を模索してる状態である。

私自信,もう50歳になって指導法も確立して楽しないといけないのかもしれないが