中学生になって
これだけは覚えておいて下さい。
小学校のときのやり方では通用しなくなるときが来ます。
次のような方は要注意です。
- スパルタ教育をしてきた人
(反抗的になります。)
- 飴と鞭で教育してきた人
(つまらない無気力な子になります。)
○ 子供の行動を誘導してきた人
(嘘は見破られます。)
必ず通用しなくなるときが来ます。
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これからは基本的な接し方はソフトランディング
(無理にこちらの言い分を通そうとせず、
話合いで物事を決める)
子供の考え方が間違っていて、こちらが正しくても
とりあえず子供の考えを聞いてください。
そして、間違っていることは指摘してください。
こちらが指摘しても聞かない場合は
子供の言う通りにやらせてみて下さい。
甘やかすのではありません。
だめだということをわからせるために、
子供の言うとおりにするのです。
「それで大丈夫?」と確認をとるだけで良いです。
ただし、本人の人生に関わるようなこと
(学校を退学するなど)は必ずとめて下さい。
過激な行動のみ止めるようにすれば良いです。
過激な行動を許すと、子供もそれに慣れてしまいます。
やがて自分の過ちに気づいて大物になるかもしれません
があまり期待できません。
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これだけは言っておきます。
「魔法のような指導法はありません。」
一瞬だけ嘘でやる気スイッチが入ることは出来ますが
所詮嘘ですので、効果は長続きしません。もう小学生で
はないのですから嘘も誘導も通用しなくなります。
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「やる気が出るまで、根気強く待つしかないのです。」
もちろん、ただ待っているだけではだめです。
それは放置です。子供の行動をよく観察して下さい。
そして時々指摘するだけでいいです。
好きなようにやらせて、それではだめだということを気づかせましょう。
成績を伸ばすには次の2つが大事です。
① 計画的に効率よくやる。
② 毎日こつこつやる。
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誰でもわかる当たり前のことですが、
これがなかなかできません。
他の方法でやろうとします。
なぜならこの2つ面倒だからです。
実際はたいして面倒ではないのですが、
これまで自分で考えてやったことでなく
やらされていたことなので、子供のとっては
面倒なことになるのでしょう。
小学校のときは、これを無意識にさせ
られていただけです。
①は塾のカリキュラムで管理されてやっていました。
②は毎週のテストに追われて無理やりやらされてい
たからです。
結果として①②を無意識にさせられていました。
それも、ほとんどが、勉強がしたいからやっていた
のでなく、受験に勝つためにやっていました。
そしてそこそこ勝てていたため続いただけです。
よく小学校のときはあんなにやっていたのに、
中学に入ってやらなくるのは別に不思議なこと
ではありません。
元々別の目的でやらされていたからです。